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星・雪・きらめき 緑の里 なよろ

第17回懇話会会議録(平成21年1月13日)

市民懇話会広報紙(第3号)について

12月9日 尾矢、竹部、桜庭委員作成による広報紙について検討

条例の振り分けについて

【会長】
今後の検討内容、スケジュールとして、全体を通して不都合な内容、修正が必要な箇所等がないか見直していくということと、その前提として条項をつけて素案を示したいと前回の懇話会でお知らせしました。本日、その素案を用意していますが、素案を作成しながらこの懇話会でそこまですべきかという思いも抱きまして、皆さんの意見をまずお聞きしたいと思います。また条項をつけて整理するにあたっては、これまでの内容の変更も必要になっています。
【委員】
条項形式にしないほうが良いと思った理由をもう少し教えて下さい。
【会長】
懇話会の役割が「自治基本条例のあり方」を検討するということで条文までつくるということまでは求められていなかったということです。協議検討を進めるにつれ、条項まで整理したいという思いに至りました、その点については市にお任せしたほうが良いのではという気にもなっています。いかがでしょうか。
【会長】
ご発言がありませんので、条項を付けた素案を配布しますのでご覧ください。前回までの協議内容をふまえた修正点についてもあわせて説明します。

全体を通した検討

言葉の追加について

【会長】
市民については、広い意味で定義していますが、議会、市との関係からも不都合がでてくるのではないかとの意見がありました。他の自治体例を見ても、市民は広く定義され、問題とされていないようですが、「広義には」という言葉を加えました。ご意見をいただきたいと思います。
【委員】
言葉を加えないほうが良いと思います。
【会長】
それでは、加えないことにします。
次に(市民参加)について、第5条「まちづくりは市民の参加によって行われるものとする。」の文頭に「名寄市の」を加えました。
【委員】
良いと思います。
【会長】
それでは、言葉を追加します。
【会長】
第6条(情報共有)第5項の「わかりやすく説明する責務」に(説明責任)を追加しました。いかがでしょうか。
【委員】
加えなくても良いと思います。
【会長】
わかりました。

地域自治について

【会長】
地域自治については、「地域単位の住民活動によるまちづくりを尊重し、これを守り育てなければならない。」として「まちづくりの基本理念」の一つの柱とし、具体的には「基本原則に基づくまちづくりの推進」の(コミュニティ支援)として整理しましたが、「まちづくりの基本原則」では触れていませんでした。そこで表現は変りますが、「理念」ではなく、「まちづくりの基本原則」として「地域の特性をふまえコミュニティの自主性、自立性を尊重しなければならない。」とし、「基本原則に基づくまちづくりの推進」の(コミュニティの推進)の項目で具体的に「地域単位の住民活動を守り育てるよう努めなければならない。」としました。
理念に示しながら、原則に盛り込んでいないのはどうかということで案を考えています。
皆さんと検討させていただきたいと思います。
【委員】
基本原則が(市民参加)(情報共有)(連携・協力)の三つの柱だったのが、(地域自治)(団体自治)を加えて五つつの柱になりました。名寄市のまちづくりの基本条例は、と言ったときに三つの柱のほうが明快だと思います。
【会長】
他の自治体例を見ても大体三つの柱ですが、(地域自治)(団体自治)が重要であるという点が名寄市の特徴的な点になると思います。
【委員】
(地域自治)に関して理念ではなく原則に位置づけるというのは良いとして、(地域自治)の項目とそこに示されている内容に少し違和感があります。原則とするなら地域自治という考え方が明らかになったほうが良いと思います。
「コミュニティの自主性を尊重しなければならない。」という表現では理念のように感じられます。もう少し踏み込んで表現したほうが良いと思いました。
【会長】
名寄のなかでも地域それぞれの自主性、特性を尊重するという意味ですが、どのような表現が良いでしょうか。
【委員】
「生活基盤とする地域の特性をふまえ」とすると町内会あるいは、もう少し広い区域がイメージできるのではないかと思います。またコミュニティも「それぞれのコミュニティ」とすると、それぞれの地域の自主性を尊重するというイメージにつながると思います。
【会長】
「原則に基づくまちづくりの推進」の(コミュニティ支援)の項目では、地域単位の住民活動と表現しています。
【副会長】
コミュニティの定義を多様な組織としているので地域単位の住民活動に限定しきれないと思います。
【委員】
コミュニティは広い意味で定義しているので、そのなかの地域単位の住民活動という位置づけとして考えてはどうでしょうか。
【会長】
28条で市民団体などの活動支援を(まちづくり活動支援)とし、29条で地域活動に対する支援を(コミュニティ支援)としていますが、コミュニティの定義を含めて意見をお聞かせください。
【委員】
コミュニティを多様な組織と広く位置づけるのではなく、地域社会といった本来の意味に戻したほうが良いのではないでしょうか。
【会長】
コミュニティは地域団体ですから、その地域に根ざしたものとして捉えられますが。
【委員】
NPOやNGOなどは本来、目的、理念を持って活動する組織なのでコミュニティ組織とは分けて、それぞれ大事だということを盛り込んだごうが良いのではないでしょうか。
そうした市民活動団体の理念や思想が広く受け入れられる社会になることが大事だと思います。
【会長】
コミュニティの定義をもう一度、本来の意味から考え直しましょう。それから地域自治という言葉についても検討しましょう。29条の地域単位の住民活動の(コミュニティ)は削除します。

項目分け

【会長】
次に項目分けですが、(議会の役割と責務)については、(議会の役割)(議会の責務)に。(市長等の役割と責務)については(市長等の役割と責務)(市の役割と責務)(市職員の役割と責務)の3項目に分けています。(市民の役割と責務)については三つの内容ですが(市民の役割)(市民の責務)と分けたほうが良いでしょうか。
【委員】
生まれたばかりの赤ちゃんからお年寄りまで一人ひとりが大事な名寄の構成員だということを訴えることができないかと思います。市民の定義は定義としてありますが、市民の役割といった面から一人ひとりが重要な役割を持っている、大切な存在なのだということを言えないかと思っています。たとえば、新生児はものも言えませんし、寝たきりのかたなども含めて名寄市民ですし、そうした一人ひとりの市民が大切な存在だということが盛り込めないかと思っています。
【委員】
考え方、主旨に賛成しますが、どう盛り込むかとなると思いつきません。たとえば「すべての市民は、性別、国籍、年齢、心身の状況、社会的・経済的環境等の違いにかかわらず、」とありますが、そうした考え方を含めて一般的な表現にできるかが課題だと思います。
【委員】
そうしたことを盛り込むことで、無機質な条文に血が通うのではないかと感じます。
【会長】
価値感は違うかもしれませんが、皆名寄市民なんだという市民の意識のようなことで表現してはどうでしょうか。
【委員】
たまたま名寄に居合わせた人のなかで意識のある人が、まちづくりに参加できて、がんばろうよということではなく、関心を持っていない人にも思いを馳せるという意味を込めることができないかと思います。
【委員】
関心を持たない人にも、「あなたも名寄市民です」と呼びかけるような意味を込めることができると思います。
【会長】
そうした方向で検討しましょう。
【会長】
市民の責務についてですが、留萌市の例では「行政運営と行政サービスに伴う負担を原則とする」とあります。
この懇話会では納税の義務という発言もありましたが、責務の内容として充分であるかを考えてみたいと思います。
【委員】
応分の受益者負担と行政の言葉として言われますが、応分というのは、どの程度なのかということも何らかの形で表現できれば良いと思います。
【会長】
留萌市では具体的な基準ではなく、「負担を原則とする」と表しています。そうした意識を持つことが大事だということだと思います。
【委員】
これからの地域社会を考えると必要なことかもしれません。
【委員】
納税だとかの公的負担ではなく、物を言うけど責任は持たないという意識も変えることにつながるのではないかと思います。
【会長】
行政サービスに対する負担について検討してみましょう。
【委員】
(市民の役割と責務)で参加しないことによって不利益を被らないことについて、「主体的にまちづくりに参加する」という表現で収めてきた経緯がありますが、改めて充分かと感じましたので発言しました。
【委員】
「不利益を被らない」と盛り込む必要性も感じますが、反対に参加せず任せきりになるような意識もでるように思います。
【委員】
参加している人が「俺は参加しているんだ」という気持ちを持つことにブレーキをかけたいという思いです。「俺は参加しているのになぜ参加しないんだ」といったような強制意識に対してです。
【委員】
参加する人も参加しない人も名寄市民として認めていくということが必要だと思います。
【会長】
強制しているわけではなく「参加する権利がある」という整理でどうでしょうか。
【会長】
今日の議論は、全体を通して意見をだしてもらって、次回の協議につなげたいということと他の自治体例にはあるが検討していない内容について意見をいただきたいと思います。たとえば危機管理体制ですが。
【委員】
必要ではないでしょうか。
【委員】
自治体の最低限の使命は住民の安全、安心だと思います。
【会長】
そのほかいかがですか。
【委員】
条例に盛り込むかは別にしてもオンブズマンについて認識を深めることは有益だと思います。議会のあり方の再確認にもつながると思います。
【委員】
市職員の役割と責務について、職員のモラルに関してもう少し、踏み込めないかと考えます。
【委員】
オンブズマンの制度があれば市民の代表となって、おかしいと言えるのではないかと思うので議論できればと思っています。
【委員】
議会についてですが議員の定数を議会で議論して決めるのではなく、第三者機関で議論するのが望ましいと思っています。それぞれ地域の規模、特性にあった定数であるべきと思っています。
【会長】
議会については再考してみましょう。
【会長】
今後は、あと3回程度の協議でまとめたいと考えていますので、よろしくお願いします。

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