名寄市立 智恵文中学校

7月12日(火曜日)、13日(水曜日)の2日間、2年生の『CAL』(総合的な学習の時間)がありました。『CAL』とは、Chiebun Active Learningの略です。2年生は福祉をテーマに学習をします。
1日目は、名寄市社会福祉協議会の小笠原様による福祉学習の概要説明の後、『誰にもやさしい街 旭川』を目指して活動している就労継続支援事業所チーム紅蓮の五十嵐様を講師にお迎えし、車いすでの生活についてお話を伺いました。その後は体育館へ移動し、車いすを使ってボッチャ体験をしました。五十嵐様からこつを教わりながらボッチャ体験を夢中で楽しんでいた2年生たちでした。
2日目は、『聴覚障がい』について森様を講師にお迎えしてご講話をいただきました。聴覚に障がいがある方の日々の生活について伺うことができました。また、ジェスチャーゲームや森様や名寄手話の会の皆様を交えての手話体験も行いました。続いて、菅野様を講師に『視覚障がい』について学びました。普段の生活の様子などのお話を伺った後、アイマスクを着け白杖を持って校内を歩く体験をしました。その後は、体育館で『ゴールボール』を体験しました。生徒たちは、鈴が入ったボールの転がる音に集中して守備をしようとするのですが、なかなかうまくいかない様子でした。しかし、ゴールボール体験は大いに盛り上がりました。
2年生達は、2日間の授業を通して『福祉』について理解を深め、また、障がい当事者の方々との交流の中からも様々なことを感じ、学んだ様子でした。講師を務めてくださった皆様、名寄市社会福祉協議会の皆様、ありがとうございました。