治療開始の初日における妻の年齢が43歳未満である夫婦のうち、次の1から4までのすべての要件に当てはまるかたが対象です。

1. 不妊治療の開始日が令和5年4月1日以降であること
2. 夫婦のいずれかが申請日時点において名寄市に住所があること
3. 夫婦であること（事実婚関係にある者も含む）
4. 助成を受けようとする先進不妊治療について、他の自治体で助成を受けていないこと

先進医療実施機関として厚生労働大臣へ届出または承認されている医療機関で行われる次の治療が対象です。

• 子宮内膜刺激術（SEET法）
• タイムラプス撮影法による受精卵・胚培養
• 二段階胚移植術
• 子宮内膜擦過術（子宮内膜スクラッチ）
• ヒアルロン酸を用いた生理学的精子選択術（PICSI）
• 子宮内膜受容能検査1（ERA）
• 子宮内細菌叢検査1（EMMA/ALICE）
• 子宮内細菌叢検査2（子宮内フローラ）
• 子宮内膜受容能検査2（子宮内膜受容期検査）（ERpeak）
• 強拡大顕微鏡を用いた形態学的精子選択術（IMSI）
• 膜構造を用いた生理学的精子選択術（Zymot）

1回の治療につき、先進医療に要した費用の10分の7とし35,000円を上限に助成します。
助成回数は、1子毎に初めて先進不妊治療を受ける際の治療開始期間の初日における妻の年齢が40歳未満であるときは6回（40歳以上であるときは3回）までとなります。

自宅から医療機関までの距離（往復分）に応じた基準額の3分の2をかけた額を助成（上限あり）します。
最大5回まで助成します。

1回の治療が終了した日の翌日から60日以内に必要な書類を添付して名寄市保健センターに申請してください。なお、特別な事情等により期限内に申請できない場合は事前にご相談ください。

1. 名寄市不妊治療費等助成事業申請書（様式第1号）
2. 名寄市不妊治療費等助成事業受診等証明書（様式第2号）
3. 医療機関が発行する領収書及び明細書
4. 自宅から通院した医療機関までの経路がわかる書類（GoogleMapなどで任意に作成）
5. 本人確認書類
6. 申請者の振込先口座の確認できるものの写し
7. 事実婚申立書（様式第3号）（事実婚関係にある場合のみ必要）
8. 戸籍謄本（事実婚関係にある場合または夫婦のどちらかが市外在住の場合）