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第8回懇話会会議録(平成20年7月9日)

第8回 自治基本条例市民懇話会 会議録(要旨)

  • 日時:平成20年7月9日 水曜日 午後6時30分から午後8時
  • 会場:雪あかり館
  • 内容
    1. 会長あいさつ
    2. 報告
      1. 第7回懇話会の報告と全体像(構成)素案について:事務局
    3. 議事
      1. 全体像(構成)の討論について
      2. 住民PRの手法などについて
    4. その他
      • 第9回懇話会の開催日程と検討事項

報告:(事務局)

第7回懇話会の概要について報告及び事前送付資料について説明

議事

(1)全体像(構成)案の検討について

【会長】
今回は全体の構成をまず考えてみましょうということでした。
前文については、これまで議論していますし、基本理念や原則の内容についても意見交換をしていますが、その議論は少し置いておいて全体のおおまかな構成の共通認識を図れればと思います。
議論を進めるための素案を用意しましたのでご覧いただきたいと思います。全体構成(案)として項目を並べたものとその項目についての内容説明を配付資料その2としています。
ニセコ型、札幌型と大別すると札幌型です。ニセコ町の条例は情報共有を基本理念としてそのための役割、仕組みが整理されています。懇話会でのこれまでの議論ではまちづくりの主体は市民であり、そのためには「市民参加」「情報共有」「連携、協力」が必要であるという経過だと思いますので区分するとすれば札幌型といえると思います。
【前文(第三次修正案)と全体構成(案)について資料について:会長説明】
  • 「まちづくりの基本理念と」「前文」について
    • 前文では理念を示していますが、名寄市が自立する自治体であるという点について、明らかにするため表現を修正し、今日第三次修正案として配付しています。
    • まちづくりの主体は市民である。言い換えると住民自治ということを示しています。さらに団体自治という面から団体としての自治、自立を示す修正案としました。前文でまちづくりの理念として、住民自治と団体自治を簡潔に示し、基本理念の項目で説明を加えることが望ましいと思っています。
  • 「定義」について
    • 市民の定義は必要だが、まちづくりを定義することは難しいとの意見だったと思います。
    • それでは、定義としての項目が必要かということが前回までの課題として残っています。
  • 「条例の位置づけ」について
    • 前文で最高規範であると示していることもあり、条例の位置づけの項目は最後に置いています。
  • 「まちづくりの基本原則」について
    • 住民自治、団体自治によるまちづくりを進めるために必要な原則として「市民参加」「情報共有」「連携・協力」を挙げています。
  • 「基本原則にもとづく連携・協力のあり方と行政運営の原則」について
    • 理念、原則にもとづいたまちづくりを進めるための役割と責務、さらに行政運営はどうあるべきものかということを項目として挙げています。
  • 「基本原則にもとづくまちづくりの推進」について
    • 三つの項目として掲げた基本原則を具体的にどう進めるか、四つの項目として挙げています。
  • 「条例の位置づけ」と「条例の見直し」について
    • 条例の位置づけについては、前文で最高規範として示しているので最後に置いています。
討論を進めるための構成案として準備した素案について説明しました。委員の皆さんが考えられているご意見もあると思いますので発言をお願いしたいと思います。
意見交換
【会長】
「定義」の項目のありかたについての意見をいただきたいと思います。
【委員】
多くの市民、たとえば中学生、高齢者に理解してもらう、共通の認識を持ってもらうことが大切であると考えると、あえて「まちづくりとは何か」とか、「市とは」という定義はあったほうが良いのではないでしょうか。
たとえば、「まちづくり」というと、お祭りだとかイベントを思い浮かべるかもしれません。どこまで、定義として説明するかは検討が必要だと思いますが、最低でも条例にでてくる「言葉」の説明は、 共通の認識を図るためにも必要だと思います。
【委員】
札幌市の定義の例は、わかりやすいと思います。
【委員】
用語の解説はできるだけ避けて、条例にでてくる登場人物とまちづくりに関する大事なことは考え方として示したほうが良いと思います。
【会長】
定義の項目を掲げるとして、「市民」のほかに定義として示したほうがよいと考えられるものについて意見をいただきたいと思います。
【委員】
基本条例の共通認識を持つということを考えれば、「定義」は重要だと思います。議会についての定義があっても良いと思います。
【委員】
道内の市町村で最も新しい条例では、市民・執行機関・市・参画・コミュニティ・協働が定義されています。
【委員】
まちづくりと聞くと、お祭り、イベントとして捉える人も多いと思いますし、ここでは地域をつくっていくという意味だと思うので明らかにしたほうが良いと思います。
【会長】
「定義」の項目を掲げるとすれば、条例にでてくる言葉として、市民・市・議会・参加・コミュニティ・まちづくりが考えられます。条文として「定義」が必要ということで、定義としてどのような説明が良いのか次回考えてみましょう。
議会基本条例との関係について
【委員】
市議会では議会基本条例の制定を目指しているということですので、自治基本条例との整合性をしっかりと図っていかなければならないと思います。
【会長】
自治基本条例で表す議会に対する考え方と議会基本条例の考え方の整合性は必要だと思います。
【事務局】
自治基本条例の関連条例とする議会基本条例の位置づけとして検討されている議会改革特別委員会の検討状況について報告。
全体構成(案)その他の項目について
【会長】
そのほか構成、順番などについて意見をいただきたいと思います。
【副会長】
全体像が見えてわかりやすくなったと思います。今後、この素案に肉付けなどをする作業になると思います。
【会長】
「条例の位置づけ」を最後に持ってくるという点についてはどうでしょうか。
【委員】
基本原則の四つ目に「自治と学習」という項目がほしいと考えています。地方自治を育てる学習機会の確保と小さなコミュニティのなかでそうした学習機会を確保できるような、具体的にはまちづくり活動に対する支援制度やNPOの支援、地域単位の自治の推進を盛り込んではどうかと思います。
名寄市の未来の方向性として地域単位の自治を確立したいということを条例に盛り込めないかということは、前回懇話会での議会報告でもありました。総合計画策定に関った立場でもあり、総合計画では地域自治を進めていく方向性が示されています。
そのためには地域で自治を学習するための支援策、たとえば活動に対する支援、活動できる場に対する支援など町内会を含めて包括的に担保することを示すことができたら地域の自治が育つのではないかと考えています。
【会長】
理念を目指すための原則ということから考えるとどう結びつけることができますか。まちづくりについて学習できる環境づくりという趣旨だと思いますが。
【委員】
学習する機会が確保されていて、確保されているんだから積極的に活用しようというイメージです。
【会長】
自分たちでまちをつくっていくんだという住民自治という位置づけになるでしょうか。
【委員】
小さな地域でもそうした機会や環境、町内会活動の応援などそうした仕組みを担保することができれば、行政から言われてもなかなか進まない地域の自治活動が、市民の側から盛り上がる、あるいはそうした気持ちを育てることに繋がるのではないかと考えます。
【委員】
学習という言葉は硬く感じられます。自治について話し合いを深めるというイメージでしょうか。
【委員】
そうしたことを自治基本条例で示しておけば、さらに具体的な仕組みが明らかになったときに、そうし
た機会や環境があるのだからみんなで考えていきましょうという意味合いも含めて盛り込めないかと考えています。
【会長】
他の自治体の例にはなく、名寄市のこれから目指す方向性も含めた特性だと思いますが、ほかの委員の意見をお聞きしたいと思います。
【委員】
賛同します。「学習」という言葉がもう少し、軟らかい表現になれば良いと思います。
【委員】
名寄らしさということが具体的に見える、示せるというのは良いと思いますので、わかりやすくまとめることができればと思います。
基本原則ということを考えると情報共有と市民参加さらに連携・協力で三つの原則に一つ加わるということになると思います。基本原則というのは、その言葉を目にしてイメージを思い浮かべることができるものが良いと思うので、四つの原則はちょっと多い気がします。
先ほどの自治と学習とたとえば連携・協力と一本化できないかと考えます。学習機会があるというのは、とても良いことだと思いますので、どのような形が良いのかと考えると原則を四つにするのではなく三つにして統合できないかと思います。前文でいうと、「連携・協力」の部分にまとめることができないかなと思います。
【委員】
前文に「地方自治の本質を理解し・・」とありますが、地方自治というのは小さなこと一つひとつの積み重ねだと思っていて、その一つが地域単位の自治、そのための学習機会、環境づくりというイメージです。
【会長】
強いていえば、住民自治という視点ではないでしょうか。
【委員】
住民自治、市民参加を柱とするときに市民一人ひとりがしっかり学習して、努力するということが大切だと思っています。そのことを基本原則に位置づけるかどうかは議論の余地があると思っています。
【会長】
言葉としてどう表現できるかについて、次回までに考えてきていただけないでしょうか。
【委員】
わかりました。
【会長】
名寄市の特徴、特性ということにもこだわりたいと思いますが、ほかに意見はありませんか。
今後の進め方について
【会長】
基本原則として四つの柱は多いのでないかという意見もあるので、そのことを含めて考えたいと思います。強いていえば、住民自治に連携・協力を含めて考えることができるかもしれません。名寄の特性を表すことは非常に大切だと思っていますので、きちんと筋が通っていれば良いと思います。枠組みがある程度固まれば、次にそれぞれの項目について、どういう内容が必要かという作業に入ることになると思います。
懇話会に求められているのは、「条例のありかた」ということですが、ここまでの議論を考えると、こういう表現が好ましいというところまでまとめたいという気持ちです。
【委員】
早く試案をつくって、広く市民の意見を聞きたいですね。そうした場面で市民に本当に理解してもらえるのか、そこでの修正作業も出てくると思います。
【会長】
枠組みを固めて重要なポイントをきちんと整理して、細かな項目については提示するという考え方でまず整理してみましょう。
枠組みについては、次回の懇話会で固めてみて、その後小項目について整理していきたいと思います。
【副会長】
懇話会を設置する際の考え方では、条例文案については、市担当で整理するという話でしたが、懇話会として表現までを提案して良いのか。
【事務局】
提案については受け止めさせていただきます。文案、表現については技術的な部分も出てくると思いますので、修正はあると思いますし、条例の内容についても修正がでれば懇話会の場で説明させていただきます。

(2)住民PRの手法などについて

【会長】
8月中には、懇話会として条例のありかたを整理して、9月以降、市民の意見を聞く機会を持つという予定で今後進めていきたいと思います。
【副会長】
市民の意見を聞く前に議会との意見交換、調整が必要ではないかと思います。
【会長】
8月中に議会との調整を図ることを目安として、議論の進み具合もふまえて考えていきたいと思います。

その他

次回開催を7月30日 水曜日として懇話会を終了した。
以上

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