名寄市立 智恵文中学校

7月12日(月)に2年生の『CAL』（総合的な学習の時間）がありました。『CAL』は、Chiebun Active Learningの略です。『福祉』をテーマに、名寄市社会福祉協議会の鈴木様による学習の概要についての説明の後、講師に菅野周子様をお迎えをし、視覚障がいについての授業を行いました。障がい当事者である菅野様の生活の様子などのお話に、生徒たちは真剣に耳を傾け、理解を深めていました。

アイマスク体験では、アイマスクをして野菜・果物・おもちゃ等を手で触って当てるゲームをしました。指先の感覚を研ぎ澄ましながら物を隈なく触ったり匂いを嗅いだりと、視覚以外から得られる情報から推理し答えを導き出すことができました。最後に、視覚障がい者のスポーツ『ゴールボール』を体験しました。『ゴールボール』は、1チーム3人で行い、チーム全員がアイマスクを着用し、中に鈴が入ったボールを相手ゴールに向かって投げるスポーツです。相手のゴールラインを通過すると得点になり、守備ではボールの鈴の音を頼りに相手の攻撃を阻止するというものです。生徒たちは集中してボールの転がる音（鈴の音）を聞いて守備をしようとするのですが、なかなかうまくキャッチできず・・。それでもゴールボール体験は大いに盛り上がり、この日のCALは終了しました。

2年生のCALはまた後日行われます。