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星・雪・きらめき 緑の里 なよろ

2024年2月14日 第2回名寄市農業担い手交流会

市民文化センターで「第2回名寄市農業担い手交流会」が開催されました。
新規就農者と農業関係者との関係性を作るきっかけづくりとして行われている農業担い手交流会。
例年、新規就農者に対する激励状交付の際に行っている交流会とは別に今回初の試みで第2回を開催。新規就農者、地域おこし協力隊、産業高校酪農科学科の生徒、JAやグリーンアドバイザー協議会など、農業に関係する45人が参加しました。
今回は智恵文地区で農業を営む遠藤貴広さん、円さんご夫婦を講師として「農を楽しむ」をテーマに、貴広さんはコロナ禍で中国から研修生の受け入れができなくなった一方、反対に母国に帰ることができなくなった外国人の受け入れ態勢を整えるなど、自分が楽しむことができ、さらに名寄市にいて良かったと思える活動をしており、これから農業に携わる人に「農業だけの枠にとらわれず、この地域に住むさまざまな分野の人と接してほしい。すぐに結果は見えないかもしれないが、無駄なことは一つもないのですべてを楽しんで地域を盛り上げてほしい」と。
円さんは東京都出身で学生時代に道内数カ所で住み込みで研修を受け、名寄市に移住しており、キッチンカーの取り組みでは地元産の食材にこだわり、主食の横にあっても邪魔しない、主食がないときでもスープがあるだけで満足できるホッとする味を目指し、現在も新メニュー開発に意欲を示していました。
講演後は、ご夫婦が経営する「畑のスープen」の豚汁とホワイトコーンのポタージュ、ユッケジャンスープの試食を行いながら8グループに分かれた参加者は体験談や困りごとなどを相談しあい交流を深めました。

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最終更新日:2024年02月14日