PC版に切替

星・雪・きらめき 緑の里 なよろ

2025年4月10日 ドキドキバス通学 最初は先生と一緒

中名寄小学校の児童は現在13人。昨年1人が卒業し、今年は3人の新入生が入りました。中名寄小学校では少人数だからこそ、自然に囲まれた地だからこそ受けられる教育があります。そのため、通学区域外からこの「はだしの学校」中名寄小学校に通う児童が多くいます。では児童たちはどうやって通うのでしょう。

4月10日、入学したてのまだランドセルが大きく見える1年生、最初の1週間は4時間授業、午前中で学校は終わりです。授業が終わると先生と一緒に学校を出ていきます。暖かい日差しとは反対に、まだ少し冷たい風が吹く中、学校から約400メートル離れた場所にあるバス停を先生と二人で目指します。ランドセルには定期券が揺れていました。

5分ほど待つとバスが来ました。先生と二人、名寄市街地に向かうバスに乗りこみます。

中名寄小学校では、入学してからの1週間「下校指導」を行います。バスを利用する新入生と一緒に下校しその児童の下校を最後まで見守る、バスで通う児童が多いからこそできた伝統ある取り組みです。

翌週からは5時間授業、上級生のみんなと帰る時間が同じになり、いっしょに登下校することになります。おにいさん、おねえさんと楽しく安全に学校に通ってね。

記事で紹介している写真です。写真を選択すると別ウィンドウで大きいサイズの写真が表示されます。

最終更新日:2025年04月10日