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星・雪・きらめき 緑の里 なよろ

2025年12月19日 風連中学校道徳授業

風連中学校で道徳の授業が学年ごとに行われ、2年生は「性の多様性について知ろう!」をテーマに、名寄市立大学看護学科の4年生4人が講師となり、生徒と対話しながら進められました。
はじめに「男らしさ・女らしさとは何か」をテーマにしたワークを行い、生徒たちは自分の考えを書き出しながら、固定観念に気づいていきました。
続いて、性自認や性的指向といった言葉の意味を確認し、性には男女だけにとらわれない多様な在り方があることを学びました。大学生の説明に、生徒たちはうなずきながら真剣に耳を傾けていました。
後半では、友達から悩みを打ち明けられた場面を想定した寸劇を見て、「どんな言葉をかけたらよいか」「どう行動すべきか」をグループで話し合いました。本人の同意なく秘密を他人に伝えてしまう「アウティング」についても取り上げられ、相手の気持ちを尊重することの大切さを学びました。
また、SNSの使い方についても説明があり、写真や個人情報は一度インターネットに出ると完全には消えないこと、困ったときには一人で抱え込まず、信頼できる大人に相談することが呼びかけられました。
身近な存在である大学生が講師を務めたことで、生徒たちは自分自身や周囲の人を大切にすることについて、より身近な問題として考える時間となりました。

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最終更新日:2025年12月19日