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2022年3月11日 東風連駅ありがとうセレモニー

名寄高校駅への移設に伴い、本日で最後の営業を迎えた東風連駅で、東風連駅ありがとうセレモニー実行委員会が主催する式典が行われ、地域の方や鉄道愛好家など多くの方たちが足を運びました。
東風連駅は1956年に開設され、半世紀以上に渡って多くの地域住民の移動手段として利用されてきましたが、近年では、利用減少や利用者の多くが名寄高校の生徒であることから66年の歴史を終えることとなりました。
式典前にはセレモニーに足を運んだ地域の方にキーホルダーや記念タオルなどが配布されました。
式典が始まり、武田修一実行委員会長が「地域の強い要望によって開設され、地域の皆さんに愛された」と長年の思いを話し、加藤市長が「東風連駅の魂は名寄高校駅に受け継がれていく」、北海道旅客鉄道(株)取締役の川戸俊美旭川支社長が「12日から名寄高校駅へと生まれ変わる。愛情を注いでいただければ」と述べ、別れを惜しみました。
その後、3時30分ころには、旭川方面から来た汽車が東風連駅で停車し、多くの鉄道愛好家の方などが下車、東風連駅から乗り込む乗客の姿も多く見られ、出発前には名寄出身の汽車運転手である村上隆彦さんに花束が贈呈されました。
名寄駅に向けて出発した汽車は、普段より多めに汽笛を鳴らし、ホームでは多くの方が汽車に手を振って見送っていました。

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