麻生福祉センターで麻生町内会女性部に「オーラルフレイルを学ぶ」をテーマに「楽食健幸講座」が行われました。

「オーラルフレイル」とは、食べこぼしや滑舌が悪くなるなど口まわりの衰えを見逃すと、身体全体の機能の低下が進むことを示します。

講師に名寄歯科医院の室田弘二院長、名寄市立大学の中村育子准教授を招き、女性部17人が参加。

まずはじめに、室田院長が「高齢者が亡くなる事故で一番多いのが誤えんによるもの。お口の中を整えて事故のリスクを軽減しましょう」と説明。

続いて、歯科衛生士の方による参加者の口内検査が行われ、口内の湿度測定と発音検査を実施。

それぞれ基準値を下回るとフレイルの可能性があるということで、オーラルフレイル予防のための舌や首、全身を動かす体操を行い再度口内湿度を測定。数分の体操で基準値を超える方もおり、参加者たちは楽しそうに取り組んでいました。

最後に、中村准教授によるオーラルフレイルと栄養の結びつきについて説明が行われ、参加者たちは最後まで感心したようすで受講していました。