場所は宗万さんの田んぼ。宗万さんは20年以上前から小学校の田植え体験に協力し、地域の子どもたちの成長を見守る農家さんです。

今回体験した児童36人はみんな田んぼに入るのが初めてで、入る前は「こわい！」と不安な様子でした。おそるおそる田んぼに足を踏み入れる子どもたち。ひとたび足を入れてしまえば「つめたい！」、「意外ときもちい！」と感想を口にし、子どもたちの多くはなかなか感じることのない感覚に高揚しているようでした。宗万さんに植え方を教えてもらったあと1時間程、用意された約5000本の苗を子どもたちは泥だらけになりながら一生懸命植えました。植え終わった後はみんなで植えた苗をバックに記念撮影。始まる前とはまるでちがうどろどろの身体とは対照に、みんなキラキラの笑顔。頑張って植えた小さな苗から、おいしいお米ができるといいね。