2024年10月29日 なぜ起こる?どう防ぐ?いじめ防止サミット!
名寄市で10年前から続く「いじめ防止サミット」。10月29日、名寄東中学校で「名寄市小中高いじめ防止サミット」を開催。市内小中学校および義務教育学校、高校の児童会・生徒会が各校の代表として参加しました。
開会式では市長から参加者へ、(1)だれもが行きたくなる学校づくりのためにアイデアをたくさん出すこと、(2)学校の中だけでなくSNSなどでも起こるいじめを見逃さないための取り組みを考えること、(3)自分の学校で取り組めることを今回のサミットで見つけて持ち帰ること、の3つをお願いしました。東中学校の小林校長も、集まった各校児童会・生徒会に「いじめ根絶につながる大きな役割を持っている」と期待。
その後開催校である東中学校の生徒会が、実際に起こってしまったいじめをモデルに、寸劇を交えた問題提起を行い意見交流に入りました。(1)なぜいじめは起こるのか、(2)いじめをなくすために児童会・生徒会にできること、を6つのグループでディスカッション、それを全体で共有。最終的にはたくさんの意見やアイデアがあふれました。
サミットに出席された松田潤子教育委員は「心の機微から生まれる意見にふれることができとてもよい機会になったと思う。各校のリーダーとして持ち帰り学校に伝えてほしい」と講評。東中学校生徒会長の最後のあいさつでは「学んだことを課題に、各学校の意識を広げていきます」と述べました。
いじめを防止し、だれもが過ごしやすい学校を目指しましょう。