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星・雪・きらめき 緑の里 なよろ

2025年2月3日 次はお手紙交換?智恵文小中学校と杉並交流

智恵文小中学校の1~9年生、みんなで力を合わせて栽培した「坊ちゃんかぼちゃ」。立派に育ったかぼちゃたちはドーナツにして10月の学習成果発表のときに配ったり、名寄市役所や交流都市の杉並区には11月に贈ったりもしていました。

2月3日の2時間目の授業で振り返り。写真をみて「短パンで畑に行ったときはチクチクしたよね」、「この日暑かった!」など児童生徒は懐かしんでいました。いろいろ思い出したところで、座・高円寺内2階のカフェ「アンリ・ファーブル」の加茂剛シェフ、職員の篠部洋介氏とリモートで対面。お二人は贈ったカボチャを使ったメニューを考案しお客さんに提供していたほか、実はかぼちゃドーナツのレシピ考案も手伝ってくれていました。そのおかげもあって美味しいドーナツができたんだね。

児童生徒たちはかぼちゃの感想についてシェフや料理を食べたお客さんの感想を聞き取り。「ポタージュにしてもすごく滑らか、とても甘いかぼちゃ。お客さんも甘くておいしかったと言っていました。皮や種もオーブンでローストにして料理の上にトッピングして使っています」と加茂シェフが言うと、みんなは驚きながらも嬉しそう。一生懸命作ったかぼちゃは、余すことなく使われていたんだね。

最後に篠部氏からこんなお話が。料理を出した後にお客さんと話すことがよくあるという篠部氏は「料理を通じてどんなところで食材が育ったのか、どんな人たちがいるのか、そこはどんなところなのか。名寄がどんなところか伝えられる」と言います。「これからも名寄の食材を使いたい。みんなが作ってくれた食材を贈ってくれるときは“手紙”もいっしょに入れて。それを受け取って調理をして、その料理を食べたお客さんに返事をもらい、それをまたみんなに届けたい」と。

素敵な縁でつないでくれた特別なかぼちゃ。来年はどんな実があるのかな。

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最終更新日:2025年02月03日