PC版に切替

星・雪・きらめき 緑の里 なよろ

2025年2月9日 41年の歴史に幕 ふうれん冬まつり

2月8日・9日、この週末はなよろの冬を楽しめるイベントが盛りだくさんでした。なよろ雪質日本一フェスティバルにふうれん冬まつりと冬の二大イベント、同時に夜空には北の天文字焼き。市内外から多くの参加者を集め名寄の冬が盛り上がりを見せました。特に、今年のふうれん冬まつりは最後の開催ということもあり、風連地区の地域住民を中心に多くの参加者が足を運びました。

8日夜は前夜祭、ふうれん冬まつり実行委員長の多嶋範宜氏が「思い出に残る2日間に」とあいさつ。ライブステージや抽選会が行われました。9日の本祭は天気にも恵まれ朝から多くの来場者。開会式では来賓あいさつや雪像コンクールの表彰、さらにこの間長らくふうれん冬まつりの開催に尽力されたとして風連まちづくり観光事務局長の宮崎敬市氏へ感謝状の贈呈式、会場は惜しみない拍手で感謝を伝えました。

開始以降、ステージショーやすべり台、スノーモービルにトナカイそりなどで会場は常ににぎわっていました。一番の盛り上がりを見せたのは“第12回全日本長靴飛ばし大会”。全部門あわせて190人もの参加者が熱い戦いを繰り広げました。ステージ上の出場者には声援が送られ、長靴が宙を舞うたびに歓声が沸き上がりました。

最後を締めくくるのはやはり、風連のもち米を使ったおもちでもちまき。ステージの下では腕をいっぱいに広げておもちを待つ参加者、みんな楽しそう。最後のおもちがまき終わるとステージの前からは人がだんだんと人が減っていきます。さびしさも感じられるような会場、最後の冬まつりを終えました。

41回分の思い出をたくさんの人の心に残し、惜しまれつつもふうれん冬まつりは歴史に幕を閉じます。この先もこの時期になると、きっと市民の皆さんはこの冬まつりを思い出すことでしょう。

 

記事で紹介している写真です。写真を選択すると別ウィンドウで大きいサイズの写真が表示されます。

最終更新日:2025年02月09日