2025年3月6日 「賞状は獲ってくるんで!」アルペン競技でも名寄の選手が活躍!
3月7日から9日まで、名寄市でも開催されるジュニアオリンピックカップ2025全日本ジュニアスキー選手権大会。名寄市ではノルディック競技が開催され、多くの名寄ゆかりの選手が活躍する予定です。一方のアルペン競技は3月22日~26日まで長野県上田市で行われます。アルペン競技にも名寄市の選手が出場。泉紗良選手(名寄西小学校6年/名寄ピヤシリアルペンスキー少年団)です。
小学1年のとき、友人からの誘い・父も選手だったことを受け入団した泉選手。「山の上で1人だし寒くて」と入団当時は泣いていたことを笑いながら話していました。それでも「早く滑れるようになると楽しい」と話す彼女は団では気づけば最上級生、キャプテンも務めています。
2月15・16日に小樽市で行われた北海道予選では37人が出場。大回転・回転それぞれの上位3人は出場が確定、以下予選成績上位者のあわせて10人が予選を通過し出場権を獲得します。泉選手は初日の大回転予選で見事3位に入賞、初日の時点で出場権を獲得し2年連続の出場を決めました。
3月6日、寺島コーチと市長に出場を報告。寺島コーチは「板への力の伝え方がうまくなってきた。競技中は旗門をくぐるたびに葛藤がある。それでも攻めて自分ができる最大限の滑りを。スピードと自分の心のコントロールを」とアドバイス。泉選手本人も「思い切った滑りを。ポールそばをビビらないで攻めて。目標は3位以内。賞状は獲ってくるんで!」と落ち着きのある言葉の中に強い意志を感じることができました。
本番の斜面は少し長い緩斜面、泉選手が得意とする斜面です。攻めて攻めて、自分が納得できる良い滑りをしてきてください!応援してますよ、がんばれ泉選手!