2025年3月18日 風連中学校道徳授業
風連中学校で1・2年生合同で道徳の授業が行われました。
講師は名寄東中学校の石川綾音教諭です。石川さんは元JICA派遣隊員で、エクアドルでの体験を通じて、現地の子どもたちの厳しい生活環境や、日本との教育の違いについて詳しく説明しました。特に、現地では教科書がない、授業時間が限られている、治安が悪いなど、日本とは違う環境の中で学ぶ子どもたちが多いことに、生徒たちは驚いている様子でした。
また、現地で感じた文化の違いや偏見の問題についても触れ、「世界を知ることが、自分自身の価値観を広げるきっかけになる」と語りました。
授業の最後には、「私たちにできることは何か?」という問いかけに対し、生徒たちは「海外の文化を学ぶこと」、「日本の豊かさに感謝しながら、世界のためにできることを考えること」といった意見を出し合いました。
この特別授業を通じて、生徒たちは世界を広い視点で捉え、自分たちの未来を考える貴重な時間を過ごしました。