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星・雪・きらめき 緑の里 なよろ

2025年7月9日 智恵文小中学校でワーキングホリデー従事者と交流

名寄市立智恵文小中学校で、外国語と総合的な学習の時間の一環として、「触れてみよう!海外文化!」と題した特別授業が行われました。対象となったのは5~9年生の児童生徒20人で、オーストラリア出身で智恵文地区の農家に従事しているケルシーさんを講師に迎え、異文化理解を深める貴重な機会となりました。
授業の前半ではケルシーさんによる講話が行われ、これまで訪れた国々や仕事の経験について紹介がありました。高校卒業後、カナダを拠点に飲食業務や、オーストラリアやニセコ町での壁の塗装の仕事など、多様な経験を語りました。また、ペルーやグアテマラ、アイスランドなどを旅しながら、「ポジティブでいれば、良い機会に出会える」「夢を持つことの大切さ」など、自身が得た学びも生徒たちに伝えました。
児童生徒は、ケルシーさんの一言一言に真剣に耳を傾け、分からない単語が出てきたときにはメモを取る姿も見られました。後半の質問タイムでは、「日本で働くことと海外で働くことの違いは?」「日本で驚いたことは?」などの質問が寄せられました。ケルシーさんは、「言葉の壁があり、日本のほうが少し難しく感じる」と率直に語るとともに、「北海道と沖縄でも文化が違うのはとてもクール!」と日本の魅力にも触れました。
最後に、生徒代表の遠藤芽依さん(9年生)が英語で感謝の言葉を述べ、「海外をこれまでよりも身近に感じられた」と締めくくりました。
今回の授業を通じて、児童生徒たちは海外文化への興味を高め、グローバルな視野を育む貴重な学びの時間となりました。

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最終更新日:2025年07月09日