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星・雪・きらめき 緑の里 なよろ

北国博物館 概要

外観

概要

 名寄市北国博物館は、寒冷・多雪な冬と寒暖差のある明瞭な四季をもつ北国・名寄の歴史と自然に学び、その知恵をより発展させて、これからの暮らしに継承する拠点として建設されました。
厳しい自然の中で生み出された先人の知恵を体験しながら、学び・伝承するだけではなく、マイナスイメージの強かった「北国」を楽しみ親しんで、新しい北国文化を創造していくことをめざしています。
 
そのため名寄公園の南側、ミズナラの原生林とドイツトウヒの鉄道防雪林の豊かな緑に囲まれた旧名寄本線跡地内に建設された名寄市北国博物館は、単に郷土の歴史資料の展示施設ではなく、北国の自然と文化に親しむ体験学習施設なのです。
また周囲の環境を生かして、野鳥や樹木・野草などの自然観察、スノーシュー体験など自然とのふれあいを中心に四季の利用を図り、北国・名寄の情報発信・交換をしながら市民が交流する、地域に開かれた交流施設でもあります。

学習と体験

フーコーの振り子の写真
名寄市北国博物館では、ミズナラの原生林に囲まれた環境を生かして、ギャラリーホールから四季折々の自然や野鳥の観察ができます。
また屋外での自然観察やスノーシュー体験など、様々な体験学習もできます。
ギャラリーホールは、資料や写真などによる特別展示・企画展示展のほか、伝承・体験学習、憩いの場などにも使える多目的空間です。
また、エントランスホールに設置された「フーコーの振り子」は、地球の自転を証明する国内でも数少ない貴重な設備です。

北国博物館の体験メニュー

北国博物館の団体体験メニュー

・事前のご予約が必要となります。希望する日の1か月前までに電話またはメールでお申し込みください。
・各メニューとも、博物館にある資料・道具を提供しますが、各自でご用意いただく材料や道具があります。(申込者負担)
・体験活動実施には、事前に打ち合わせが必要になります。

メニュー 場所 時期 対象学年 人数 所用時間
しか笛 館内 年中 小学3年生以上 20人まで 30分から1時間
アイヌ・ウイルタ切り絵模様 館内 年中 小学3年生以上 20人まで 30分
オリジナルキャンドル 館内 年中 小学4年生以上 20人まで 2時間
せんべい焼き 野外 6月~11月 小学4年生以上 20人まで 2時間
羽釜ご飯 野外
(雨天不可)
6月から9月 小学4年生以上 20人まで 2時間から2時間30分
かんじき・スノーシュー 野外
(博物館周辺)
冬期間 小学1年生以上 20人まで 30分から
そりあそび 野外
(博物館周辺)
冬期間 小学1年生以上 - -
みるみる内に水が凍っちゃう?!
過冷却水体験
館内 1月~2月 小学1年生以上 20人まで 15分から

北国博物館 手ぶらで体験メニュー

・個人で体験することの出来るメニューです。
・グループでご利用の際はご予約をお願いいたします。
・貸出物品は当日中にご返却ください。
・博物館周辺での使用に限ります。
メニュー 場所 時期 内容
野鳥観察セット
      貸し出し
野外 通年
(荒天時不可)
博物館周辺の野鳥を観察してみませんか。周辺の野鳥リストや双眼鏡をお貸しします。
虫かご・虫あみ
      貸し出し
野外 夏期間(5月~9月)(荒天時不可) 博物館周辺にいる昆虫を観察してみませんか。
(※捕まえた昆虫を持ち帰る際は、容器のご用意をお願いします)
かんじき・スノーシュー体験 野外 冬期間(12月下旬~3月上旬) かんじき・スノーシューを使って博物館周辺の森を歩いてみませんか。
寒い日限定!
シャボン玉体験
野外 12月~2月
(強風時不可)
真冬にシャボン玉を作ると、凍ったシャボン玉ができます。凍ったシャボン玉が空中を漂う極寒ならではの体験ができます。
寒い日限定!フローズンパンツ・タオル体験 野外  1月~2月
(-20℃以下)
 とても寒い日にはぬらしたタオルはあっという間に凍り、ぬれたズボンもカチカチに凍って、まるで透明人間が着ているようです。極寒だからこそできる体験です。
寒い日限定!お湯花火 野外  1月~2月
(-20℃以下)
 冷えた日に空に向かってお湯をまくと、温度が急激に下がって凍り、雲のようになって空中を漂います。南極などの極寒の地でしか見られない不思議な現象です。


研究と情報交換

地域情報室の写真
2階の地域情報室はオープンスペースで、図鑑や研究報告書など各種出版物を閲覧して、気軽に地域の情報を調べられるコーナーです。講堂は、講演会や学習会などが行えるよう、視聴覚施設を完備し、最大80人程度の利用が可能です。

資料収蔵

北国博物館には市民の皆さんから提供いただいた生活資料や文献・考古・地学資料などが約10万点あります。これらの貴重な資料を種類ごとに分類・整理し、文書・漆器・衣類・標本資料などを恒温で保管する第1収蔵庫と、考古・地学・生活・産業資料などを常温で保管する第2収蔵庫に分けて収蔵しています。

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