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星・雪・きらめき 緑の里 なよろ

第2次名寄市総合計画 市民ワークショップ(2回目)を行いました

 名寄市では平成29年度を始期とする新しい総合計画(第2次)の策定に向け準備を進めています。
 「名寄市自治基本条例」では「市民主体のまちづくり」「まちづくりへの市民参加」を定めており、総合計画の策定にあたり、市民の皆さんのニーズや御意見を計画に反映させていくため、市民ワークショップを開催しました。

第2回ワークショップ(平成27年12月14日開催)

前回出されたキーワードの掘り下げからスタート

2回目ワークショップの様子

 11月30日(月曜日)に実施したワークショップから引き続く形で、2回目のワークショップを開催しました。

 前回参加できなかったかたにも配慮し、1回目の振り返りから開始。前回のワークショップから導き出された地域コミュニティを推進するためのキーワードは次のとおり。今回は1回目で出されたキーワードをテーマとし、掘り下げからスタートしました。

  • 歩み寄り、つながりのきっかけ
  • 絆(見守り・見守られる)、近所
  • 情報(収集、発信)
  • おとことおんな
  • お祭り
  • 安心感・わずらわしさ・人の役に立つ
  • 世代間交流
  • 市民対話
  • 集える、いいたいことがいえる場所
  • 勇気をもって自ら動く

2030年…テーマが実現している名寄のまち

ファシリテーターによる進行の様子

 前回同様に参加者相互の対話をスムーズに進めるためのルールを確認しワークショップをスタート。上のキーワードをテーマとし、それぞれの発想でキーワードを掘り下げ、テーマが実現している理想的な名寄のまちを想定し、そこでどんなことが起き、どんな人が関わっているのかをイメージし、グループ内で共感できる内容を確認し合いました。

 次のステップでは、イメージした理想のまちを実現するために必要な事・物・行動や、今足りていない条件、出来事などを考えました。そのことでこれからのまちづくり、地域コミュニティに何が必要なのか、どんな行動が求められるのかが浮かび上がってきました。

必要なこと、足りていないことは誰がやる?

ワールドカフェによる対話の様子

 前回から引き続き組み立ててきた対話から、自分たちが望む地域コミュニティを実現するために「必要なこと・足りていないこと」が導き出されましたが、これを実現するための行動や取組を誰が実行していくのか。このことを最終的なテーマとしてグループ内で掘り下げ、次の3者に分類していきました。

  1. 市民が行うこと
  2. 行政が行うこと
  3. 市民と行政が協働して行うこと

 分類の傾向としては、行政と市民が協働していかないと解決しない・実現しないという意見と、建物などの施設の利活用と、仕組みづくりなどの点については「行政の役割」とする意見が多く、市民側から生まれてくる企画などのサポートを行政に望んでいる傾向が見えてきました。
 また、市民側の役割として「まちづくりを推進する人材」を増やすことへの意見が多く、その人材を活かせる・育てる・連れてくる役割を行政側の役割として意識している結果となりました。

自由な市民対話からこれからのコミュニティにつなげる

キーワード掘り下げの様子

 今回は3ラウンドの対話を行いましたが、興味のあるキーワードや人にそれぞれ自由に集まる形で意見交換が行われ、ときには途中で違うテーブルに移動することも。これは対話の前段にルールを決め、自由な発言、意見の尊重を意識し、それぞれが発想を広げて行く手法です。

 最終的には地域コミュニティ推進に「必要なこと」を「誰がやるのか?」を分類しワークショップを終えましたが、アンケート結果からも、名寄の未来を想像した自由な相互対話を通じ、参加された皆さんそれぞれのまちづくり、地域コミュニティへの意識や関心が高まることとなりました。

お問い合せ・担当窓口

総合政策部 総合政策課