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星・雪・きらめき 緑の里 なよろ

名寄市健康増進計画「健康なよろ21(第3次)」

住み慣れた地域で心豊かに元気で生活できる地域の実現をめざし、子どもから高齢者まですべての市民の健康づくりを推進するため、名寄市健康増進計画「健康なよろ21(第3次)」を策定しました。
この計画は、生活習慣病の発症予防に重点を置くとともに、重症化予防の徹底を図ることで「健康寿命の延伸」や「健康格差の縮小」をめざし、市民・地域・行政が連携しながら生涯を通じた健康づくりを推進するものです。
このページでは要点を抜粋して掲載します。詳しくは全文の添付ファイルをご覧ください。

名寄市の健康状況

健康寿命(健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間)と平均寿命

令和2年度数値で次の通りです。
【健康寿命】
・男性 80.88歳
・女性 85.34歳
【平均寿命】
・男性 81.80歳
・女性 88.10歳

死因別死亡の状況

 令和4年度では、372人のかたが亡くなっており、その死因は次の通りです。
  死因 割合
第1位 がん 27.7%
第2位 老衰 16.9%
第3位 心疾患 9.4%
第4位 脳血管疾患 4.0%

65歳未満の死因
 令和4年度では、23人のかたが65歳未満で亡くなっており、その死因は次の通りです。
  死因 割合 
第1位  がん  43.5% 
第2位  自殺  13.0% 
第3位  脳血管疾患  8.7% 
第3位  心疾患  8.7% 

健康づくりの目標と取り組み

がん

がん検診受診率の向上に努めます
がんは、名寄市の死因第1位であり、3人に1人はがんで亡くなっています。がん予防のために禁煙・適度な運動・節酒・食生活の改善などをこころがけることが大切になり、がんの早期発見、早期治療のためにも、がん検診を年に1回(子宮頸・乳がんは2年に1回)受けることが大切です。

循環器疾患

高血圧の改善や脂質異常症など死活習慣病の発症および重症化予防に取り組みます
脳血管疾患や虚血性心疾患などの循環器疾患の危険因子とされる、高血圧、脂質異常症は自覚症状がないまま進行するため、健診を受けて自身の体の状態を確認することが大切です。

糖尿病

糖尿病およびその予備軍の早期発見のため健診の受診を呼びかけます
糖尿病などの生活習慣病は自覚症状がないまま進行するため、健康状態を確認できる健診の受診が重要となります。健診で指摘されたら放置せず、生活習慣の改善はもちろん、必要な治療を受けることが大切です。

栄養・食生活

適正な体重を維持している人の増加に努めます
適正体重の維持および生活習慣病の予防には、適切な食事量を理解し、主食、主菜・副菜が整ったバランスの良い食事をとることが重要です。適切な食事の仕方として、ゆっくり噛んで食事を楽しむこと、ご飯よりも野菜・海藻類を先に食べること、朝食を食べることなどが有効です。

身体活動・運動

年間を通して運動ができる環境づくりに取り組みます
身体活動や運動の機会を増やすことは、心身の健康維持や介護予防にとって重要です。乳幼児から成人、高齢者など幅広い世代がそれぞれにあった運動を楽しみながら継続できるように、運動習慣の定着化を目指しましょう

こころの健康

こころの不調に気づき、かけがえのない命をみんなで守ります
社会環境の複雑化や価値観の多様化が進み、日々ストレスを抱えやすく、誰もがこころの健康を損なう可能性があります。一人ひとりが心の健康問題の重要性を認識し、自らや周りの心の不調に気づき、適切に湯王することが重要です。

飲酒

過度な飲酒が健康に及ぼす影響と適切な飲酒量について普及啓発に取り組みます
飲酒は、生活習慣病をはじめとする身体疾患やうつびょうなどの健康問題のリスクを高めるほか、飲酒運転事故などの社会的な問題の要因ともなり得ます。節度ある印書を心がけることが大切です。

喫煙

喫煙が及ぼす健康への影響について普及啓発に取り組みます
喫煙は、がん、循環器疾患、慢性閉塞性肺疾患(COPD)などに共通した危険因子です。妊娠中の喫煙は胎児にも悪影響を及ぼすため、喫煙による健康被害を回避することが重要です。

歯・口腔の健康

乳幼児期からの歯と口腔の健康づくりに取り組みます
歯と口腔の健康を保つことは、全身の健康づくりにつながり、健康寿命の延伸や生活の質と関連するため重要です。自身の歯と口腔の健康に関心を持ち、定期的な歯科検診の受診に努めるなど、健康意識を高めていくことが重要です。

添付書類

お問い合せ・担当窓口

名寄市保健センター