星・雪・きらめき 緑の里 なよろ

国指定文化財

名勝「ピリカノカ 九度山(クトゥンヌプリ)」

  • 平成21年7月23日 文部科学大臣指定
  • 指定地:名寄市字日進、智恵文
  • 指定面積:5.2ヘクタール
九度山(くどさん)は名寄市内から望める標高673.6メートルの山で、名称はアイヌ語の「クトゥンヌプリ」(岩崖がある山)に由来する。また、別名「チノミシリ」(我々が祀る山)とも呼ばれ、非対称の山稜と山頂に岩稜のある山容は、先住のアイヌの人たちにとって日々の祈りの対象であり、狩猟の時の目印の山として大切な存在であった。
また、現在ではピヤシリスキー場のある山として、ウィンタースポーツや登山道を利用した自然探訪に四季を通じて多くの市民に活用されている。
こうした事から、九度山は、アイヌの物語・伝承・祈りの場、言葉に彩られた優秀な景勝地群を「ピリカノカ」(美しい形)と総称して保護を図る目的で、名勝としてその山頂が指定された。
  • 冬の九度山の写真
  • 遠くから眺める夏の九度山の写真

天然記念物「名寄鈴石」(なよろすずいし)

名寄鈴石の写真
  • 昭和14年9月7日文部大臣指定
  • 指定地:名寄市字緑丘109
  • 指定面積:40アール
核となる粘土などに鉄分が殻のように巻き付いてできたと考えられる褐鉄鉱の一種。指定地周辺の土中に包蔵される拳ほどの大きさのものが多いが、まれに10センチメートルから15センチメートルのものもある。振ると音がするので「鈴石」と呼ばれている。同様のものは岩壷(岐阜県)、鳴石(奈良県)とも呼ばれている。昭和5年に名寄在住の弁護士で郷土史家でもあった田中長三郎が発見した。

天然記念物「名寄高師小僧」(なよろたかしこぞう)

名寄高師小僧の写真
  • 昭和14年9月7日文部大臣指定
  • 指定地:名寄市字瑞穂
  • 指定面積:23アール
湿地などに生育する植物の根などに鉄分が巻き付いてできたと考えられる沼鉄鉱の一種。有利里川の支流の瑞穂川の川床の粘土中に産出する。円筒形管状で、径は1センチメートルから6センチメートル前後、長さは不定である。愛知県豊橋市、高師ヶ原に多産したことからの名称。昭和の初めに当時の農会技手・今野萬佐寿と地元の在川次郎によって発見された。
※「鈴石」「高師小僧」とも、文化財保護法により採掘などは禁じられています。いずれも土中に埋蔵されているため、指定地での見学はできません。実物は、名寄市北国博物館に所蔵され、常設展示室でご覧になれます。また、これらの内容をまとめたリーフレットを無償配布しています。

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