名寄市と国際友好都市であるロシア連邦サハリン州ドーリンスク市は、平成3年の友好都市提携以来、名寄・ドーリンスク友好委員会が中心となり、隔年による市民訪問団の派遣・受入を主体とし、教育、産業、文化等の交流をおこなっています。
今年度は、ドーリンスク市からドヴォリャニノヴァ・ガリーナ市議会議長、ガブリリュク・イリナ副市長をはじめ総勢14名の訪問団が7月31日から8月4日の5日間の日程で名寄市を訪れました。
今回の訪問では、互いの友好の証である「友好の広場」を訪れたほか、市立天文台きたすばる、市立総合病院、上下水道施設やJA道北なよろ雪室施設などを視察しました。そのほか、智恵文地区のひまわり畑の見学やてっしフェスティバルに参加するなどし名寄の夏を堪能していただきました。また、風連児童会館では児童たちの披露するけん玉や独楽などの古くからの日本の遊びをご覧いただくなどして相互に異文化交流を楽しみました。
今後も名寄市、ドーリンスク市の相互訪問交流等を通じて、両市の友情や信頼関係をより深めていくとともに、市民が主体となった様々な交流活動を支援いたします。