9月1日、名寄消防団（宮下昌樹団長）の入団辞令交付式が行われ、名寄市立大学栄養学科2年生の齋須愛菜（さいす あいな）さんが新たに団員となりました。名寄消防団としては、初めての「学生消防団員」の誕生です。齋須さんは、「将来を見据えた自らの成長を含め、地域の方々の役に立てるように頑張りたい」と意気込みを語ってくれました。
現在、名寄消防団には17名の女性団員が所属しており、平時には防火査察を始めとした啓発活動や消防団PR活動、災害時には現場指揮本部の補助や情報伝達といった後方支援を主な役割としています。今回の学生消防団員の誕生は、若い世代が地域防災に関心を持ち、行動に移す大きな一歩となりました。今後、同じ大学生をはじめとする若い力が加わることで、地域を守る活動がより一層充実していくことが期待されます。名寄消防団では、学生に限らず、地域に住む幅広い世代の方々を団員として募集しています。
消防団は安全・安心な街づくりに欠かせない存在です。ぜひ、あなたの力を貸してください。