名寄産業高校光凌キャンパス体育館で旭川建設業協会二世会が主催する防災出前講座が行われ、産業高校の全校生徒117人が受講しました。

はじめに、二世会の新谷逸生会長が「普段考えることが少ない災害について身近に感じてもらえれば」とあいさつ。

本講座では、防災への意識向上や災害対応への理解を深めることを目的に、2校時目には全校生徒に向け、近年多発している自然災害とその対応にあたる建設業の役割や災害対策用の車両などを紹介。

また3校時目から4校時目には、2年生32人と教職員6人を対象に「避難所運営ゲーム(HUG)北海道版～Doはぐ～」を実施。これは避難所運営を模擬体験することで実践的な災害対応を学ぶゲームで、冬に巨大地震が発生しライフラインが整っていない中、小学校を避難所に配置するという設定で実施。

生徒たちは続々と集まる避難者たちをどう案内するかや、支援物資やゴミをどこに保管するのかなどを真剣に話し合い、避難所運営の難しさを実感しているようすでした。