名寄市立大学図書館大講義室で第25回道北の地域振興を考える講演会（主催：道北の地域振興を考える研究会）が行われ、「日本最北のお酒造り最前線」をテーマに大学生や市民およそ80人が会場やオンライン配信で参加しました。

道北・天塩川流域ではここ数年お酒造りに関する活動が活発であることから、お酒や食の文化を通じて地域振興について考えることが目的。

本市からはワイナリーを営む株式会社森臥の竹部裕二代表取締役が事例を報告したほか、士別市、美深町、下川町のお酒造りに関わる方々からの事例報告やトークセッションを行い、竹部代表は「ブドウ栽培からワイン醸造・販売までの工程を自分たちで行うのは大変であるが、19年のワイナリー設立から豊作に恵まれ基準を上回る生産ができている」と報告しました。

参加者たちは講演が終わるまで熱心に耳を傾け、「お酒造りに天塩川の水をどのように活用しているのか」などの質問があがりました。