駅前交流プラザ「よろーな」で、「まちづくりの核となる図書館の意義と役割」がテーマの講演会が行われ、41人が参加しました。

これは、「名寄市公共施設等再配置計画」の具現化に向け、本計画の考え方や今後のまちづくりの核となる図書館の意義と役割についてなど、他市町村の事例を交えながら解説するもので、名寄市公共施設等再配置計画推進に向けた業務推進アドバイザーである北海道大学の森傑教授を講師に招き、昨年に引き続き講演いただきました。

本講演では、森教授はオンラインによるライブ中継で講演を実施。

講演の中で、森教授は「図書館の役割、社会的意義は国際的に変化しており、図書館に求められているものは”本を借りる”だけではなくなってきている。情報技術の発展とともにこれから先、50年後、100年後も使われ続ける空間（パブリックスペース）を」と述べ、せんだいメディアセンターや近畿大学アカデミックシアター、太田市美術館・図書館を例に、「図書館にプラスの機能を設置するという枠で考えるだけではなく、コミュニティ施設の中に図書スペースを設置するという考え方も重要だ」と専門的知見で図書館の役割について解説しました。