2024年7月20日 産業高校最後の学校祭「終・拓北祭」
2009年、前身の「名寄光凌高校」と「名寄農業高校」が統合し開校した「名寄産業高校」。15年という長くも短い学校の歴史は、令和7年の3月をもって幕を下ろすこととなりました。今年はすべてのことに「最後の」という“枕”がつきます。最後の3年生、最後のテスト、最後の学校祭——。生徒たちは、拓北祭での瞬間を最も輝いていた「素晴らしい青春の想い出」とするべく、学校祭の準備に取り組んできました。
学校の正面には、ひまわりと校舎、「終・拓北祭」と書かれた大きなモザイクアート。これは例年より早い時期に企画しはじめ、人数は少ないながらも目標を一つにして生徒・教職員全員で作成したもの。入り口から廊下にかけては壁一面に生徒たちの写真が。体育館に入ると酪農科学科、機械・建築システム学科、生活文化科の展示がズラリ。各学科が学んだことを表現した作品が数々置いてありました。
11時50分からは各学科のHRパフォーマンスが始まり、バンドやダンスをそれぞれ披露。会場はうちわやネオンに光る棒を持った観客を巻き込み大盛り上がり。生徒たちがステージできらきらと、今しかない輝きを放っていました。
令和6年7月20日、産業高校の歴史に刻まれた最後の学校祭、外は青空が広がっていました。