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2024年11月11日 言葉の壁を乗り越えて—— 高校生台湾派遣報告会

 名寄日台親善協会による高校生台湾派遣事業が11月3日~8日の日程で行われました。同事業は今年からの新事業で、語学の勉強や台湾の歴史や文化に理解を深め、豊かな国際感覚を身に付けることなどを目的として実施。

今回名寄高校から、関口乃亜(せきぐちのあ)さん(3年)・樋本萌希(ひもともね)さん(2年)・出町葉緑(でまちはる)さん(2年)の3人を派遣しました。

11日に名寄市役所で報告会が行われ、現地での体験を市長や名寄日台親善協会藤田副会長に話しました。報告会には関口さん・出町さんが出席。現地で撮った写真や体験談を、パワーポイントにまとめて報告しました。

「言語の違いに興味があって今回の派遣に応募したが最初は不安だった」、「台湾の高校生は積極的に話してくれるので、言葉じゃなく、ジェスチャーや表情でも伝わることに驚いた」、「中山大学の人と一緒に夜市に行ったので、自分たちだけでは食べないようなものを食べることができた」、「台湾の田舎では歩道がなく、車とスクーターが多くて驚いた」、「台湾の学校ではお弁当を食べた後机に伏せて昼寝をする時間がありびっくりした」など、言語の違いに戸惑いながらもコミュニケーションをとったこと、文化の違いに驚きつつもその違いを楽しんできたことを報告。市長、藤田副会長はパソコンを覗き込みながら報告を聞きました。「台湾の子どもはとても積極的で、3人も自らの言葉で表現しようと思えたのではないか。これからのグローバルな日本で、自分の力で自分の言葉で積極的に自分を表現していくことが必要。今回の経験で勇気がついたと思う。視野を広く、その中でふるさと名寄のためにできることを考えてもらえると嬉しい。」生徒からの報告を聞いた後、市長は感心したように期待の言葉をかけました。

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