個別排水処理施設整備事業
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合併処理浄化槽の設置から維持管理
名寄市では、生活環境の整備と公共水域の水質保全を図り、又、より多くの市民のかたが快適な日常生活を過ごすことができるように、公共下水道事業の計画区域以外でもトイレの水洗化と生活雑排水の処理を併せてできる施設として「合併処理浄化槽」を設置する事業に取り組んでおります。[総務省(旧自治省)-個別排水処理施設整備事業]
1.合併処理浄化槽
浄化槽の最大プラン
- 浄化槽とは、それぞれの家庭で使った水を、その場で浄化して自然に返す、自然環境への水質汚濁防止の手法である。
- 適正な維持管理の確保であり、市町村が中心となって浄化槽の設置から保守点検、法定検査、清掃にわたり住民、行政、関連業者が一体となった組織的な管理を構築する。
合併処理浄化槽の大きさ(人槽別)は家屋の延床面積、将来居住人数、過去1年間の使用水量等によって決定されます。7人槽の場合、浄化槽自体の大きさは、幅2.4メートル×長さ3.7メートル×高さ2.7メートル程度となります。
この施設を個々の建築物敷地内に埋めるのが一般的な施工方法です。
※単独処理浄化槽とは、水洗トイレから流れる排水のみを処理する施設ですが、本事業では対象にすることはできません。
2.施設全体の概要と負担区分
- 合併処理浄化槽の設置用地は市に無償で貸して頂きます。(土地の使用承諾書提出)
- 排水設備:排水管の設置・管理、水洗トイレへの改造及び放流管工事などは個人負担ですが、市の指定業者により施工しなければなりません。(公共下水道と同じ融資制度があります)
3.対象区域
公共下水道の計画区域以外の市内全域の一般住宅を対象としております。
4.設置に関する手続
5.設置に要する費用
- 分担金:市が設置した合併浄化槽設置工事費の10%を負担していただくものです。決定通知後すみやかに一括して全額を納付していただきます。
- 排水設備の工事費:水洗トイレ、台所、風呂等の家屋から浄化槽まで、および放流管の排水管工事に要する費用です。費用は個人負担となります。又、公共下水道と同様の融資制度を利用することができます。
- 使用料:排水設備工事後、合併処理浄化槽の維持管理を適切に行い汚水をきれいにするための費用の一部を使用料として負担していただくものです。
- 電気代:浄化槽には必ずブロワ(送風機)がついていますが、電気代については他の電気料金と一緒に個人で払っていただきます。
個別排水施設使用料について
用途 | 使用水量 | 基本料金 (1ヶ月) |
超過料金 (1立方メートル当) |
---|---|---|---|
一般用 | 5立方メートルまで | 723円 | 210円 |
臨時用 | 10立方メートルまで | 3,667円 | 210円 |
市の水道水を使用している住宅
水道の使用水量で使用料を算出
市の水道水以外(地下水や地域の水利組合の水道等)を使用している住宅
使用者の人数・浴槽数で使用水量を認定し、使用料を算出。
認定水量(家事用)
- 1人につき2立方メートル
- 浴槽1つにつき5立方メートル
- 水洗便所 1人につき1立方メートル
お問い合せ・担当窓口
上下水道室工務課 下水道係
- 住所:郵便番号098-0507 北海道名寄市風連町西町196番地1
- 電話番号:01655-3-2511
- メール:nayoro@city.nayoro.lg.jp