平成18年度決算
「小さくても効率的な政府」の実現を目指した平成18年度の国の予算は、地方財政計画の規模が5年連続のマイナスとなりましたが、安定的な財政運用に必要な一般財源総額は確保されました。
平成18年度の予算は、着実なまちづくりのために、地域経済や雇用にも配慮した公共施設の整備、産業基盤・観光資源の整備・拡充、学校教育環境の充実、名寄市立大学の円滑な運営と地域への貢献、より効果的で持続可能な福祉サービスの5本を柱として事業が進められました。
一般会計の決算総額は、歳入額が187億9,919万2千円、歳出額が184億5,611万3千円で、歳入歳出差引き3億4,307万9千円となりましたが、翌年度繰越財源と財政調整基金による調整によって実質単年度収支が5,318万5千円の赤字となりました。
(本文中の決算額は重複分を差引いた決算統計ベースです。)
平成18年度の予算は、着実なまちづくりのために、地域経済や雇用にも配慮した公共施設の整備、産業基盤・観光資源の整備・拡充、学校教育環境の充実、名寄市立大学の円滑な運営と地域への貢献、より効果的で持続可能な福祉サービスの5本を柱として事業が進められました。
一般会計の決算総額は、歳入額が187億9,919万2千円、歳出額が184億5,611万3千円で、歳入歳出差引き3億4,307万9千円となりましたが、翌年度繰越財源と財政調整基金による調整によって実質単年度収支が5,318万5千円の赤字となりました。
(本文中の決算額は重複分を差引いた決算統計ベースです。)
歳入
- 一般会計歳入…187億9,919万2千円
- 市税…2,796,798,000円(14.9%)
- 地方交付税…7,955,064,000円(42.3%)
- 国庫支出金…1,399,580,000円(7.4%)
- 道支出金…831,740,000円(4.4%)
- 市債…2,043,700,000円(10.9%)
- 諸収入…1,031,730,000円(5.5%)
- その他…2,740,580,000円(14.6%)
歳出
- 一般会計歳出…184億5,611万3千円
- 人件費…3,698,987,000円(20.0%)
- 扶助費…1,516,617,000円(8.2%)
- 公債費…2,500,373,000円(13.5%)
- 普通建設事業費…2,452,837,000円(13.3%)
- 災害復旧費…15,132,000円(0.1%)
- 物件費…1,859,861,000円(10.1%)
- 補助費等…2,519,465,000円(13.7%)
- 繰出金…2,108,425,000円(11.4%)
- その他…1,784,416,000円(9.7%)
名寄市の財政力は?
- 財政力指数(3年平均)…0.301(前年度0.291)改善※1.0に近いほど強い
- 経常収支比率…90.6%(前年度92.3%)改善※財政の弾力性を示す、経常的な支出と収入の割合
- 実質公債費比率…18.8%(前年度19.0%)改善※18%を超えると起債借入に北海道知事の許可が必要となり、25%を超えると起債発行が一部制限されます。
区分 | 歳入決算額 | 歳出決算額 | 差引額 | |
---|---|---|---|---|
一般会計 | 187億9,919万円 | 184億5,611万円 | 3億4,308万円 | |
特別会計内訳 | 国保 保険事業勘定 | 30億7,718万円 | 30億3,329万円 | 掲載なし |
国保 直診勘定 | 1億994万円 | 1億994万円 | 掲載なし | |
老人保健事業 | 31億9,301万円 | 31億9,301万円 | 掲載なし | |
介護 保険事業勘定 | 19億4,948万円 | 18億4,402万円 | 掲載なし | |
介護 サービス事業・名寄 | 6億4,981万円 | 6億4,981万円 | 掲載なし | |
介護 サービス事業・風連 | 4億4,829万円 | 4億4,652万円 | 掲載なし | |
下水道事業 | 18億7,341万円 | 18億7,341万円 | 掲載なし | |
個別排水処理施設整備事業 | 8,101万円 | 8,101万円 | 掲載なし | |
簡易水道事業 | 4,701万円 | 4,701万円 | 掲載なし | |
公設地方卸売市場 | 3,684万円 | 3,684万円 | 掲載なし | |
食肉センター事業 | 2,984万円 | 2,984万円 | 掲載なし | |
特別会計小計 | 114億9,582万円 | 113億4,470万円 | 掲載なし | |
一般会計と特別会計の合計 | 302億9,501万円 | 298億81万円 | 掲載なし | |
企業会計 | 病院事業会計 | 70億6,568万円 | 73億2,088万円 | 掲載なし |
水道事業会計 | 5億6,116万円 | 6億2,717万円 | 掲載なし |
補足
- 一般会計では、ごみ処理手数料など、歳入歳出の重複と振替など、297万円を調整しています。
- 国民健康保険、介護保険会計では、決算の剰余金を翌年度に繰り越します。これ以外の特別会計は一般会計との調整で収支が一致しています。
- 企業会計の決算額に消費税は含まれません。
用語解説
一般会計とは
市の財政は一般会計、特別会計、企業会計からなっており、土木費や教育費など、行政運営の基本となる会計のことをいいます。
特別会計とは
特定の事業やサービスを提供するために、利用者からいただいた保険料や使用料などを財源として事業を運営するために設けられた会計のことをいいます。
企業会計とは
自ら事業を行い、その事業で得た財源で運営する、民間企業と同様の経理をする会計のことをいいます。
平成18年度に行なった主な事業
- 北国雪国ふるさと交流館建設事業…92,558,000円
- アスパラガス自動選別施設整備事業…264,931,000円
- 道の駅整備事業…23,501,000円
- 風連西町団地公営住宅建設事業…109,277,000円
- 児童会館整備事業…87,050,000円
- 徳田2号線道路新設事業…49,170,000円
- 東風連線智烈布橋架換事業…64,858,000円
- サンピラーパーク整備事業…121,097,000円
- 給食センター整備事業…82,635,000円
- 南水泳プール整備事業…238,613,000円
- 下水道整備事業(滞水池土木工事ほか)…621,759,000円
主な市有財産の現在高
(平成19年3月31日現在)
- 土地…4,012万2,236平方メートル
- 内山林…2,487万5,200平方メートル
- 建物…29万3,917平方メートル
- 有価証券…3,935万円
- 債権…4億2,664万円
- 基金…29億4,608万円
名寄市の貯金と借金
貯金にあたるものとしては基金があります。平成19年5月31日現在では一般会計と特別会計合わせて30億467万円の現在高で、1人あたりにすると9万7,116円。また借金にあたるものが地方債残高で、病院事業などの企業会計や介護保険などの特別会計を含む全会計の総額では439億7,888万円となっており、1人あたりにすると142万1,471円となります。
※年度末人口30,939人
※年度末人口30,939人
お問い合せ・担当窓口
総務部 財政課 財政係
- 住所:郵便番号096-8686 北海道名寄市大通南1丁目1番地
- 電話番号:01654-3-2111
- ファクシミリ:01654-2-5644
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