星・雪・きらめき 緑の里 なよろ


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平成19年度決算

平成19年度の国の予算は、行政の効率化を一層推進し、活力に満ち、安心できる社会の実現を図るべく編成された一方、地方財政対策については安定的な財政運営に必要な一般財源総額が確保されました。
多くの市民の参画により策定された新総合計画がスタートした平成19年度は、地域経済や雇用にも配慮し、新総合計画に基づいた「市民と行政との協働によるまちづくり」をはじめとする5本を柱に、道の駅なよろ建設、戸籍電算化事業、市立総合病院増改築、風連地区市街地再開発、住宅リフォーム促進助成事業などを実施しました。
一般会計の決算総額は、歳入額が184億6881万8千円、歳出額が182億9598万3千円で、歳入歳出差引き1億7283万5千円となりましたが、翌年度繰越財源と財政調整基金による調整によって実質単年度収支が1億7447万2千円の赤字となりました。
(本文中の決算額は重複分を差引いた決算統計ベースです)

歳入

  • 一般会計歳入…184億6,881万8千円
    • 市税…3,106,155,000円(16.8%)
    • 地方交付税…7,953,111,000円(43.1%)
    • 国庫支出金…1,514,501,000円(8.2%)
    • 道支出金…760,181,000円(4.1%)
    • 市債…1,831,100,000円(9.9%)
    • 諸収入…1,031,546,000円(5.6%)
    • その他…2,272,224,000円(12.3%)

補足事項

  • 市税を市民一人当たりに換算すると100,458円になります
  • 市債:主に市が長期間借り入れるお金
  • 諸収入:主に市が貸したお金の返済金
歳入決算額では、税源移譲によって市民税所得割が2億3,224万2千円増えたことで、市税全体では対前年比11.1%の伸びとなりました。歳入の4割を占める地方交付税についてはほぼ前年度並みとなり、歳入全体で3億3,037万4千円(-1.8%)の減少となりました。
また、自主財源は55億7,332万1千円で、歳入総額に占める割合で30.2%、対前年比2.5%の増加になっています。

歳出

  • 一般会計歳出…182億9,598万3千円
    • 人件費…3,787,518,000円(20.7%)
    • 扶助費…1,512,620,000円(8.3%)
    • 公債費…2,584,409,000円(14.1%)
    • 普通建設事業費…2,103,822,000円(11.5%)
    • 物件費…1,992,164,000円(10.9%)
    • 補助費等…2,426,677,000円(13.3%)
    • 繰出金…1,951,523,000円(10.7%)
    • その他…1,937,250,000円(10.5%)
歳出決算額は、前年度と比べ全体で1億6,013万円(-0.9%)の減少となりました。人件費が8,853万1千円(2.4%)、公債費が8,403万6千円(3.4%)の増加となったほか普通建設事業費で3億4,901万5千円(-14.2%)、繰出金で1億5,690万2千円(-7.4%)の減少となりました。
人件費・扶助費・公債費を合わせた義務的経費の割合は43.1%で、投資的経費は11.5%となりました。

名寄市の財政力は?

  • 財政力指数(3年平均)…0.305(前年度0.301)改善※1.0に近いほど強い
  • 経常収支比率…90.6%(前年度90.6%)同率※財政の弾力性を示す、経常的な支出と収入の割合
  • 実質公債費比率…18.9%(前年度18.8%)悪化※18%を超えると起債借入に北海道知事の許可が必要となり、25%を超えると起債発行が一部制限されます。
各会計決算総括表
区分 歳入決算額 歳出決算額 差引額
一般会計 184億6,882万円 182億9,598万円 1億7,284万円
特別会計内訳 国保 保険事業勘定 34億1,340万円 33億6,240万円 5,100万円
国保 直診勘定 1億1,208万円 1億1,208万円 掲載なし
老人保健事業 33億9,559万円 33億9,559万円 掲載なし
介護 保険事業勘定 18億5,214万円 17億5,947万円 9,267万円
介護 サービス事業・名寄 6億2,705万円 6億2,705万円 掲載なし
介護 サービス事業・風連 4億4,154万円 4億4,154万円 掲載なし
下水道事業 21億888万円 21億888万円 掲載なし
個別排水処理施設整備事業 8,156万円 8,156万円 掲載なし
簡易水道事業 4,514万円 4,514万円 掲載なし
公設地方卸売市場 3,679万円 3,679万円 掲載なし
食肉センター事業 2,541万円 2,541万円 掲載なし
特別会計小計 121億3,958万円 119億9,591万円 1億4,367万円
一般会計と特別会計の合計 306億840万円 302億9,189万円 3億1,651万円
企業会計 病院事業会計 72億7,515万円 74億940万円 掲載なし
水道事業会計 5億7,297万円 5億9,462万円 掲載なし

補足

  • 一般会計では、ごみ処理手数料など、歳入歳出の重複と振替など、342万円を調整しています。
  • 国民健康保険、介護保険会計では、決算の剰余金を翌年度に繰り越します。これ以外の特別会計は一般会計との調整で収支が一致しています。
  • 企業会計の決算額に消費税は含まれません。

用語解説

一般会計とは

市の財政は一般会計、特別会計、企業会計からなっており、土木費や教育費など、行政運営の基本となる会計のことをいいます。

特別会計とは

特定の事業やサービスを提供するために、利用者からいただいた保険料や使用料などを財源として事業を運営するために設けられた会計のことをいいます。

企業会計とは

自ら事業を行い、その事業で得た財源で運営する、民間企業と同様の経理をする会計のことをいいます。

平成19年度に行なった主な事業

  • 戸籍電算化事業…95,604,000円
  • 地域包括支援センター運営事業…62,823,000円
  • 風連地区市街地再開発事業…193,879,000円
  • 北7丁目道路改良事業…96,327,000円
  • 緑丘第2団地通道路改良事業…41,915,000円
  • 東風連線智烈布橋改良舗装事業…43,551,000円
  • 風連西町団地公営住宅建設事業…101,506,000円
  • 下水道整備事業(滞水池土木工事ほか)…568,272,000円
  • 道の駅整備事業…417,027,000円
  • 住宅リフォーム促進助成事業…29,800,000円
  • 天文台整備事業…45,234,000円
  • 適応指導教室設置事業…2,942,000円
  • 心の教室相談員配置事業…1,916,000円

名寄市の貯金と借金

貯金にあたるものとしては基金があります。平成20年5月31日現在では一般会計と特別会計合わせて38億1,788万円の現在高で、1人あたりにすると12万3,476円。また借金にあたるものが地方債残高で、病院事業などの企業会計や介護保険などの特別会計を含む全会計の総額では430億9,290万円となっており、1人あたりにすると139万3,690円となります。(年度末人口30,920人)

主な市有財産の現在高

(平成20年3月31日現在)
  • 土地…4,014万44平方メートル
  • 内山林…2,487万5,200平方メートル
  • 建物…29万3,832平方メートル
  • 有価証券…3,901万円
  • 債権…3億5,578万円
  • 基金…35億4,472万円

お問い合せ・担当窓口

総務部 財政課 財政係

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