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2025年3月3日 物事の本質を見極める力を養うべし!名寄高校探求之行

名寄高校が進める特色ある取り組みの一つ「探求之行」。校訓である「集中之行」になぞらえて命名されたこの取り組みには「自己で課題を設定し、その課題の解決に向け探求することで物事の本質を自己の目で見極める力を養う」という狙いがあると担当の樺島先生は話します。
具体的には、1年生の9月頃に日常生活や学校生活に関わる疑問や自分の好きなことなど自分の気になることをテーマに設定。それぞれのテーマには担当の教員がつき、名寄大学の教授に助言をもらったり、アドバイザーに任命された大人たちと対話をしたりしながら探求を深めています。各学年次の冬には中間発表として発表交流。そこで出た質問や意見などからまたさらに探求を深めていきます。3年生の7月には探求の成果を最終発表。高校3年間かけてじっくりと大学の卒業研究のように学習を深めます。
3月3日、今回は1年生と2年生の中間発表にお邪魔してきました。各教室でプロジェクターなどで資料を投影し発表。各自テーマ設定も興味深いものが多く、アンケートや調べ学習を通じ独自の視点からの探求内容を発表。とはいえまだまだ1年生・2年生で粗削り。根拠の弱いところやまだまだ調べ切れていないこともありそう。もっと深堀するとさらに面白い結果が待っていそうな探求ばかりです。主体的に調べ学ぶことで、この先新しい発見があるかもしれませんね。
3年生になったとき、探求がどこまで進んでいるのか、とても楽しみです。

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