名寄西小学校3年生の児童30人が、地域の農家・宗万（そうまん）さんの協力のもと田植え体験を行いました。これは総合的な学習の時間「育てよう 私たちの野菜・米」の授業の一環で、子どもたちは実際の農作業を通じて食の大切さや地域の自然について学びました。

宗万さんは20年以上にわたり、地元小学校の田植え体験に協力しており、地域の子どもたちの学びと成長を見守り続けています。

当日は、約5,000本の苗が用意され、児童たちは泥に足を取られながらも一生懸命に手植えを体験。初めは戸惑いながら田んぼに入っていた児童も、徐々に夢中になり、楽しそうに作業を進めていました。

「最初は怖かったけど、田んぼの中に入ると楽しかった」と話す児童の笑顔が印象的で、体験を通じて自然や農業に親しむ貴重な一日となりました。

秋には自分たちが植えた稲が実るのを楽しみに、学びをさらに深めていきます。