2025年6月25日 初めての選挙に向けて!名高主権者教育
6月25日の5・6時間目、名寄高校の3年生を対象に、「選挙」についての授業が実施されました。7月20日に投開票を控える参議院選挙。3年生の中にはそれまでに誕生日を迎え、選挙権を有する生徒もいます。来年度以降には今の3年生の生徒は全員が選挙権を有することになり、以降の選挙にも投票ができるようになります。
そこで、「政治・経済」を履修している生徒はもちろんのこと、履修していない生徒にも一定の知識や判断基準、選挙への関心を持ってもらうべく今回の授業が企画されました。
授業前半は選挙制度についての授業から。冒頭投げかけられた「選挙に関心はあるか」という先生からの質問に「関心がある」と手を挙げたのはわずかでした。授業では基本的なところや衆参の制度の違いを学びました。
そのあとは実際にマニフェストを見比べて、どの政党に投票したいかをグループで決めます。先生が考えた架空の政党名とマニフェストに生徒たちは悩みながらも目を通します。約40分あった時間も、最後まで政党を決めきれずにあっという間に終わりがきました。
最後は模擬投票をしてみましょう。名寄市選挙管理委員会が実際の投票箱や記載台を用意。ルーレットで選ばれた生徒の代表10人が投票を体験しました。実際に体験した生徒は「あっという間に終わった」、「(記載する)字を丁寧に描きます」、「投票箱をまちがえないように気を付ける」などの感想が。
さて、今回の授業を通して選挙に関心は持てたでしょうか。みなさんの初めての投票の日はもうすぐそこです。