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ヘルパンギーナの流行について(警報)

名寄保健所管内で、「ヘルパンギーナ」の警報が令和7年9月10日付で発令されました。
さらに流行が拡大する可能性がありますので、感染予防に努めましょう。

ヘルパンギーナとは

ヘルパンギーナは乳幼児を中心に、主に夏に流行します。感染症発生動向調査によると、5歳以下が全体の90%以上を占めます。病気の原因となるウイルスは主にコクサッキーウイルスA群ですが、コクサッキーウイルスB群、エコーウイルスが原因となることもあります。
主な症状として、感染してから2~4日後に、突然の発熱に続いて、のどの痛みと水疱が現れます。発熱は1~3日続き、食欲不振、全身のだるさ、頭痛などを起こします。一般的に経過は良好で、2~3日以内に回復します。しかし、合併症として熱性けいれん、脱水症、小児ではまれに髄膜炎や心筋炎などの注意が必要です。


ヘルパンギーナの予防

感染経路は、主に経口感染(糞口感染:便と一緒に排泄されたウイルスが口に入って感染すること)、接触感染、飛沫感染です。急性期にはのどからウイルスが排泄されるため、咳をした時のしぶき(飛沫)により感染します。また、急性期から回復期(発症後2~4週間程度)にかけて、便からウイルスが排泄されます。
ヘルパンギーナには発病を予防できるワクチンや薬はなく、保育施設など乳幼児が集団生活を行う場所では集団感染が起こりやすいため、乳幼児のおむつ交換を行う時は排泄物を適切に処理し、流水と石けんでしっかり手洗いをしてください。

お問い合せ・担当窓口

名寄市保健センター

  • 住所:郵便番号096-0032 北海道名寄市西2条北5丁目1番地25
  • 電話番号:01654-2-1486
  • ファクシミリ:01654-2-7267
  • メール:ny-hokencen@city.nayoro.lg.jp