高齢化の進展に伴い、介護を必要とする高齢者が増加しております。また、介護者の高齢化と核家族化など、介護に関わる問題が老後の不安要因にもなっています。
介護保険制度は、老後の不安要因である介護の問題を社会全体で支える仕組みとして、平成12年（西暦2000年）4月1日から始まりました。
介護保険制度には、次のような特徴があります。

1. 将来の介護需要に対応するため、社会全体で支える仕組み（社会保険）となっています。
2. サービス利用が利用者などの選択に基づいています。
3. 個々の利用者の状況を総合的に把握し、適切な利用を支援するケアマネジメントが導入されています。

介護保険は、市町村などが保険者となり、40歳以上のかたからの保険料（5割）と国・北海道・名寄市の負担（5割）を財源とし、介護が必要なかたへのサービス給付を行なっています。

介護給付の主なものは次のとおりです。

1. 居宅介護（介護予防）サービス費の支給
2. 地域密着型介護（介護予防）サービス費の支給
3. 居宅介護（介護予防）福祉用具購入費の支給
4. 居宅介護（介護予防）住宅改修費の支給
5. 居宅介護（介護予防）サービス計画費の支給
6. 施設介護サービス費の支給
7. 高額介護（介護予防）サービス費の支給
8. 特定入所者介護（介護予防）サービス費の支給