戦後80年ヒロシマ平和学習の旅 報告会について
戦後80年ヒロシマ平和学習の旅 報告会

8月27日に報告会を行い、この旅で学習してきたことや平和への思いを、感想文にまとめ、市長・教育長に報告しました。
旅の行程
8月5日
移動
8月6日
午前 平和記念式典・全国こども平和サミット 参加
午後 広島城・原爆ドーム・広島平和記念資料館 見学
午後 広島城・原爆ドーム・広島平和記念資料館 見学
8月7日
午前 平和学習の集い 参加
午後 厳島神社 見学
午後 厳島神社 見学
8月8日
移動
感想文発表
平和の旅を通して思ったこと(井上 もも)

今、この時もどこかで争いが起こっているかもしれません。また、新たな犠牲者をださないためにも率先して取り組むことを一人一人が大切にしていくことがこの国や他国で、あのような悲惨な事を起こさないようにすることへの第一歩です。みんなで協力し、いつかこの世界を平和にしていきたいと思いました。
今回の「戦後80年ヒロシマ平和学習の旅」を通して(梅野 悠貴)

主に二つ学んできました。一つ目は広島平和記念資料館です。ここでは原爆の恐ろしさを写真、実際の服や所持品を展示することで現実の被害のひどさを知ることができ、核兵器というものの廃絶を訴えているように感じました。
二つ目は、全国平和学習の集いでの他県の人との平和についての交流です。他県の中学生と平和の概念や、平和を実現する方法を話し合い、様々な意見を出し合うことができ、貴重な体験となりました。
今回の研修で、私が広島に行く前に「平和になるのは非常に難しく、まだ先になる」と考えましたが、今回の交流を通して、少なくとも、自分の周りの生活は平和になっていくのではないかと考えました。日本全体になると、どうしても人が増えてしまい、要求ばかりになってしまうことで、自分が考える穏やかな平和とはかけ離れてしまうため、まだ早いと思いました。
また、改めて核や兵器の恐ろしさも考えました。今回、資料館で見た被爆者の展示品から感じ取ることができ、銃や戦車などの兵器は核とは違う苦しみや痛みを世界の人々に与えてしまう、これを少なく、なくすためには世界で軍縮などの行動を行うべきだと考えました。この思いや行動は、平和を目指すための大切なこと、であると思いました。日本が原子爆弾の恐ろしさを伝えていくという活動をすることによって悲惨な戦争がなくなっていき、みんなで手を取り合える世界になっていってほしいと、この研修を通して考えました。
広島に行ってみて得たもの(山崎 蓮)

そもそも自分が広島に生きたかった理由は歴史が好き、とくに戦争の歴史が好きだからでした。
なぜ好きなのかはわかりません。恐らく、本能的なものだとも思えます。その本当に面白い歴史をこの目で見たかったのです。
そんな自分は今まで核兵器を持つべきであると考えていました。核兵器とは現時点で、人類が持つ最強の兵器であり、抑止力です。
たしかに第二次世界大戦以降、核兵器が普及したことにより大国どうしの戦争はなくなりました。日本の国際的な発言力を高めるためにも、日本を外国の侵略から守るためにも、日本のため核兵器は必要だと考えました。
ですが、それは間違いでした。現在の平和は、核の武力の恐怖による偽わりの平和だと考えました。広島に行って、広島から、長崎から、日本から話し合いによる平和を広げていくべきと考えました。それが自分が広島に行って得たものでした。この旅は、自分の人生に関わる大きなものを変えた旅でした。
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